山行日
平成18年 5月 4日(木)〜5日(金) 晴

行 程   
   4日 名古屋8:49 ⇒(ワイドビュー飛騨)⇒高山10:52   11:10⇒急行バス ⇒新穂高温泉12:35
      12:50 ⇒(ロープーウエイ)⇒西穂高口駅 13:55   発 14:00 〜 西穂高山荘 15:05

   5日  発6:30 〜 独標7:55   発8:30 〜 ピラミッドピーク9:00 〜 独標9:30 〜 山荘10:30
       発12:35 〜 西穂高口13:15 (ロープウエイ) しらかば平(温泉入浴)15:15⇒新穂高15:30
       15:40⇒バス⇒高山17:10  17:40⇒高速バス⇒名古屋21:30
参加者 単独



計画されていた西穂高岳登山が中止になった。
「残雪の山へ行きた〜い!」
ゴールデンウィークを狙っていたが
後半に好天が続く気配!

3日夜のニュースで
青空に映える西穂高岳に向かう登山者の姿が映し出され
行きたい欲望が沸々と!
急遽、
山荘に予約を入れた。

残雪の西穂高岳は
故.山の師匠と二度登っている。
良きザイルパートナーが亡くなってしまい
単独での春山デビュー登山である。

新穂高温泉までは順調に来たが
ロープウエイ白樺駅で乗り継ぎに
1時間待ちとのアナウンス!
(一。一;;)エッ! そんなに待つの?
GWで観光客の凄い人出!
結果は30分待ちで
西穂高口駅に降り立つ事ができた。



一日目
さぁ〜 登山開始!
登山者の姿は無いけれど
トレースを頼りにドンドン進む。

西穂高岳の素晴らしい眺望に
しばし足を止め眺める。
途中、
大きなザックの登山者に追いつく。
彼は今朝、槍ヶ岳から飛騨沢下りて
明日は上高地へ向うそうだ!
話をしながら登ったら
以外に早く
山荘に着いてしまった。

山荘の入口は
雪の掘割の奥に…

早速、受付を済ませ
ビールを片手に
眺望の良い高台へ向う…
ヘ(*^0^*)v うゎ〜 いいな〜 
素晴らしいな〜

焼岳の向こうには
乗鞍岳が輝いている〜♪

岩の上で寛いでいた方と
話しが弾み
西穂山頂の情報を聞く。

夕食後、外へ出ると
霞沢岳が
残照で赤く染まっている。
すてき〜
西穂高岳.独標も
夕日に照らされ
素晴らしい!

明日はどの辺りまで
行けるだろう…


二日目

雪が締っている早朝が歩きやすいよ!
とのアドバイスで
朝食後、直ぐに出発!

夏道と違って
雪斜面は何処でも歩け
以外に早く丸山へ着いてしまった!

岩稜を一登りで独標へ!
後には笠ヶ岳が眩しく輝く!

此処までのつもりだったが
後から来る人達は
皆、西穂山頂へ向っていく。

暫く躊躇していたが
後から後悔するのも悔しい
ならば、ピラミッドピークまで…
独標からは
岩稜帯で雪はない!
アイゼンで岩場を歩くのは
何とも嫌なものだ!

急登と急下降の岩稜を
三点確保で
慎重に!
今、来た登山道を
振り返って見る。

わぁ〜
凄い景色だな〜

目の前のコブ山が
独標です。
奥の焼岳が低く見えます。
ハ〜イ!
ここがピラミッドピークです。
後に聳える山頂まで
行きたいけれど、以前
あの雪壁で滑落した人を見たのです。

今回はザイルパートナーがいないので
欲望を抑え、此処までとします。

下山路からの
景色も素晴らしく
後ろ髪を引かれながら
人影の待つ独標へ…


予定より2時間も早く
山荘へ到着!
やはり、山頂まで行けば良かった!
チョッと後悔…
でも、不安を感じて登って
滑落でもしたら大変!

至福のひとときを充分堪能できた
大満足の単独登山でした。