山 行 日
平成14年 10月 21日〔月〕 〜22日〔火〕小雨のち晴れ

コースタイム
 21日 春日井駅7:35 ⇒ 駒ヶ根SA10:00 ⇒登山口13:30 ⇒上日川峠14:15〜
      福ちゃん荘15:35〜介山荘16:30
 22日 出発7:30〜雷岩8:30〜三角点8:45〜雷岩9:30〜福ちゃん荘10:30〜上日川峠12:30
     
チャーターバス発13:35  ⇒恵林寺14:10  ⇒昭和甲府IC15:00 ⇒ 春日井駅18:30

 
 メンバー                    山翠会会員 17名



 秋の一泊山行は
富士山の眺望が素晴らしい大菩薩嶺。
なのに…登山日和が続く中、
山行日だけが傘マークになっている。
「ついてないネ〜」
「山の女神に嫌われたのかしら…」
あまりの落胆振りに女神も哀れみを感じたのか
二日目はお天気回復の兆しが見えてきた!
富士山が見えなくても雨さえ降らなければ…


21日〔月〕雨のち曇 夕焼け

傘をさしてのザック姿は何とも哀れだが
明日のお天気を期待してバスに乗り込む。
中央道を順調に走っていたが
恵那山トンネル付近の電光掲示板に
駒ヶ根から伊那間は通行止めの表示!
事故であれば速やかに処理されるだろうと
高をくくっていたが、遅々として進まない。
登山口で待ち合わせの仲間と連絡を取りながら
合流したのは予定より2時間遅れだった。

チャーターバスは上日川峠目指して
きれいに紅葉したつづれ坂を登っていく。
道は狭く車のすれ違いを心配したが
お天気が悪い事が幸いして
対向車はなく
無事峠に辿りついた。
登山者が少ない為、
ロッジ長兵衛も閉まっている。

大した降りではないけれど
山道は足元が悪いからと林道を歩く事にしいた。
行けども行けども福ちゃん荘が見えて来ない!
不安がよぎる。
地形図を広げてみて「(≧ロ≦) ビックリ〜
これは大和村へ抜ける国道だー
〔積雪期に訪れた裏覚えで確認を怠った私のミス!〕
また 峠へ戻り
「今のはウォーミングアップだよ〜」

「今日はサンリンボウだね」などと
ぼやいていた人達も、
気持ちのよい林道に満足したのか
足どりも軽い。

富士見山荘前では雨もあがり
裾野を広げた素晴らしい富士が…
「ワ〜ィ  富士山だー」
みな大喜び!

大菩薩峠まで来ると
夕日が辺りを赤く染めていた。
「この夕日にあわせて登ってきたのかと思いましたよー」と
介山荘のお兄さん。
山の説明を聞きながら
素晴らしいサンセットを見ることができた。

宿は貸切!
名物の甲州ワインを2升もサービスして頂き
食事をしながら
皇太子ご夫妻が縦走された時の
秘話などを聞き
楽しい一夜を過ごした。


素晴らしい夕焼けに
大感激!
山頂には綿帽子のような
傘雲が…




 22日〔火〕 快晴

 日の出に合わせ、5時半に山荘前の高台に登る。
雪をつけ薄紫に輝く富士山に感激!
そして、 素晴らしいご来光も…

稜線は風が吹き少し寒いが
景色を眺めながら心はずむ稜線漫歩!

雷岩ではのんびり休憩タイム。
スケッチする人、山座同定をする人、写真を撮る人、
それぞれの楽しみ方で
至福のひとときを過ごす。

下山後は、笛吹き川温泉で汗を流し
武田信玄の菩提寺を拝観して
帰路にむかった。


薄紫に輝く富士山は
まるで絵のようなだった!
水平線が赤くなると
こんな素敵なご来迎が!


朝日を浴びて記念撮影!


 山頂に雪をつけた素晴らしい富士山!